冠婚葬祭百科

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菩提寺が遠方の場合や菩提寺がない場合、ご葬儀はどうすればいいの?

3つのケースが考えられます。
【1】【菩提寺が遠方の場合】
菩提寺があっても、遠方にあるため通夜・葬儀のお勤めをお願いすることが難しい場合もあります。このようなケースの場合、まずは菩提寺に現在の状況を伝え、通夜・葬儀のお勤めが可能かどうか聞いてみます。たとえ遠方で無理だとわかっていても来て頂けないと思い込まないように…中には、どんなに遠くても都合がつけば、駆けつけてくれるご僧侶もいます。

無理な場合は、菩提寺に近くのご寺院を紹介してもらいましょう。同じ宗派なら、いろいろな情報を持っているはずです。菩提寺に相談したうえで、ご葬儀の日程等を取り決めます。
【2】【菩提寺がないけれど仏式を望む場合】
菩提寺はないけれど、仏式で葬儀を行いたいという場合は、親戚の菩提寺や、ご近所のお寺をお探しになると良いでしょう。それでも見つからない場合は、平安祭典に問い合わせをすると、ご寺院をご案内してくれますが、その際に「実家の宗派と同じが良い」など、特定の宗派の希望があれば必ず先に申し出るようにしましょう。
【3】【菩提寺がないので、無宗教で】
決まった宗教をもたない、ご寺院とのお付き合いがない場合、特定の宗教宗派によらない方式でもご葬儀はできます。無宗教でのご葬儀は定まった方式がありませんからどのように行ってもいい反面、ご遺族の方も参列する方も慣れていないのでとまどうことが少なくありません。
無宗教のご葬儀の式次第【例】
(1)一同着席
(2)開式の辞
(3)黙 祷
(4)故人略歴の紹介
(5)弔 辞
(6)故人生前の声(録音)
(7)拝 礼 BGMに故人の生前愛好した音楽
(8)葬儀委員長挨拶(喪主)
(9)閉式の辞
(10)一同退場

無宗教でご葬儀をして困るのは、むしろご葬儀後です。仏教では仏壇があり、四十九日の法要があるなど、お式後の供養の仕方が慣習として定まっています。無宗教には定まった方式がありませんから、ご遺族には供養の方法に困ってしまう方もいます。
そこで無宗教であっても、日本の喪の慣習を積極的に採用したらいかがでしょうか。今は仏壇でも宗教色のないものがあります。これを飾り故人様との対話の場を作ります。 また、四十九日や一周忌には故人様の関係者が集まって思い出を語る会を開くのも良いのではないでしょうか。自由ですから、慣習としていいもの、慣れているものを採用する自由もあると思います。
無宗教だから新しい方式というのではなく、今まで慣れ親しんだ方式もこだわらずに採用するということであれば、皆様もとまどわずに故人様をお送りすることができるのではないでしょうか。





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