aiNET PRESS あいネット情報誌〈あいネットプレス〉Vol.50



「清流・安倍川」探訪

静岡の女性たち

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おいしい生活

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静岡の生活・文化を育む、母なる河「清流・安倍川」探訪

古今東西、河は人の生活を支え、文化を育んできました。
もちろん安倍川も……縄文時代、いや、きっともっと昔から。
この安倍川を私たちはどれだけ知っているだろうか。
水源はどこ?なぜ水が清浄なの?伏流水の実態は?などなど素朴な疑問をもって、安倍川の
上流を訪ねてみました。





安倍川って、ダイナミック!

安倍川の特徴を端的に言うと、「流れが早い」「水量が多い」「距離が短い」。地図を開いて見ると、なるほどと思える地形になっている。
標高の高い分水嶺が迫るように安倍川を囲み、水が集まりやすく、全長51Kmの流れは標高2000m級の梅ヶ島の奥から駿河湾ヘ一気に流れ込んでいる。
一般的に河川は複数の市町村を通って海に注ぐが、安倍川は興津川と同様に、同一市内に水源と河口をもつ数少ない一級河川だそうである。

水源を捜しに梅ヶ島へ。

私たちの生活を支えている安倍川の水源はどこにあるのだろう。
その最初の一滴を捜しに、梅ヶ島のさらにその奥へ……ところが、梅ヶ島を囲むように、安倍峠、八紘嶺、大谷嶺、山伏、と海抜2000m級の急峻な山が迫っていて、滝や沢があちらこちらにあり、水源と確定できる場所を見つけることができなかった。
市役所を訪ねると、梅ヶ島の奥地一帯を「水源域」と言うべきだろう、と……。
水源捜しのロマンが消えて、ちょっと残念。




清浄な水を育む勇壮な水源域。

水源域には、針葉樹よりブナ等の落葉樹が多く原生している。
この落葉樹の葉が長い年月を経て堆積し、保水力のあるスポンジのようになり、吸い込んだ雨を絶え間なく安倍川に流し込んでいるのであろう。
安倍峠へ向かう道路からも、いくつもの滝や沢を見ることができる。
緑の森の奥に見えた「安倍の大滝」は落差が80mもあり、水量も多く、500mも離れた所から見ても勇壮で神秘的であった。


荒涼とした大谷崩からも清流が。

梅ヶ島から3Km位下った所を西に曲がり、奥に入って行くと、稜線付近から崩れている山がある。
日本3大崩れのひとつ「大谷崩」である。この大谷崩は、今から300年前の宝永地震(M8.4)によってできたといわれ、以来、大規模な土砂崩壊を繰り返してできたとか。砕けた岩の下を駆け抜けるように、小さな沢に冷たい水が流れていた。2000m級の高山から一気に駿河湾に注ぐ我が国屈指の荒れ川「安倍川」らしさの多くが、この大谷崩に表れているといっても過言ではない気がした。



生きるものに、命を与える安倍川。

この一帯には、ツキノワグマ、ニホンカモシカ、ニホンシカ、テン、ニホンザル、イノシシ、アナグマ、タヌキ、キツネなど、日本に棲息する半数の種類の動物がいると言う。
残念ながら、これらの動物に出会うことはなかったが、ワサビ棚によくニホンシカが出没するという。
「クマに注意!」の看板が山道の所々にあって、ちょっと緊張!この地域の山の中に入るなら、鈴を鳴らして歩いた方が安全らしい……。
また、渓流にはニジマス、アマゴ、アユなどが棲息している(釣人のために放流もする
らしい)。6月1日にアユ釣りが解禁された。夏になり安倍川が賑やかになってきた。






伏流水が流れる旧静岡市街地。

「駿河」の語源は、風土記によると「駿=早い」「河」で、安倍川のことだそうだ。大谷崩で見られるように、崩れやすい上流域の岩盤は、急流によって押し流され、大量の砂礫が堆積して下流域を造った。
その結果、水の大部分は伏流水となって地下へ。
一見して、安倍川の水が少なくても、地下には大量の水が流れている。
駿河区には、1mも掘れば伏流水が自噴する所がある。JR静岡駅北口の地下駐車場「エキパ」の工事では、伏流水が多量にでるため、造船技術を導入し、工事現場に水が入らない工法を採用したそうだ。

静岡の水は、なぜおいしい?

安倍川上流の山脈を形成している岩石は、ほとんどが流紋岩、粗面岩、花崗岩。
これらの岩石層を浸透してできた伏流水は、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム等のミネラル分が適度に含まれたおいしい水に……。
この伏流水は、さらに安倍川が運んできた砂礫層で自然濾過され、地下100m程に地下水として溜まっている。この地下水が汲み上げられ、静岡の水道水になるのです。
地下水は、おいしく感じる水温の摂氏16度。厚生労働省の調査によれば細菌・大腸菌も0%。しかも、葵区・駿河区の30ヶ所余の取水場から、新鮮な水道水として各家庭に素早く送られている。
全国でもトップクラスのこのおいしい水は、まさに安倍川の恵みである。
(他自治体の水道水は、一般的に、川からの取水を濾過施設で何回か浄化し、各家庭には多分の時間を経て届けられる)

安倍川に感謝!

安倍川の恵みは、おいしい水ばかりではない。
一級品の水は名産のワサビや地酒を育み、清水区の工業用水としても利用されている。
また、広い河原はバーベキューや花火大会の場として、整備された河川敷はサッカーや野球等のスポーツ広場として、私たち市民の憩いの場になっている。








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静岡の女性たち38 輝いている人に会いたい


羽柴 多賀子 さん
'62年、東京生まれ。15年前、結婚を機に静岡に。清水エスパルス公式チアリーダー「オレンジウェーブ」ディレクター。
バトン部だった高校時代に甲子園での応援体験でその楽しさに目覚める。その後チアリーディングと出会い本場米国で学び、帰国後、社会人野球などの企業チームのほか、東海大翔洋高チアリーダー部を指導。'02年から「オレンジウェーブ」を率いている。3年前、市内にダンススタジオを開設。夫、義母、二児との五人暮らし。

「オレンジウェーブ」
ダンススクール第1期生募集中!
エスパルスホームゲームや地域のイベントで一緒に踊りましょう!

お申し込み・お問合せ
オレンジウェーブダンススクール事務局
(株式会社DANCE WAVE)
静岡市駿河区有東3-3-1 遠藤ビル2F
Tel. 054-285-6221(月〜金/10:00〜16:00)

いつも笑顔で、
人を元気づけ、
勇気づける。
チアリーディングのよさを
広めていきたい。


試合を観に来てくれたサポーターが、
楽しみにしてくれる。
そんなおもてなしをめざして。


清水エスパルスの公式チアリーダーを率いて5年。役割を模索しながらのスタートだった。
「アメフトと違い、サッカーにはチアリーディングのカルチャーがない上に、すでにサポーターの皆さんの応援があるので、役割が難しかった。
選手とサポーターとの橋渡し・・・と言葉で言うのは簡単ですけど(笑)。チームや選手ができないことを私たちが伝えるという気持ちで、笑顔と元気さと『こんにちは』というおもてなしをモットーにしています」
実業団や高校での指導を経て、エスパルスから依頼を受けた理由は、
『プロのスポーツチームのチア、エンターテイメントとして存在するチアリーディングを日本で作りたかったから』。
本場アメリカではチアリーダーは、自分の町の誇りであり、憧れの存在でもある。
「最近スタジアムでお母さん手作りのオレンジウェーブの服を着た女の子を見かけるんですよ。将来『なりたい』と思ってくれていたら嬉しいですね。日本でもチアリーダーを学ぶ子が増えているので、彼女たちの憧れの存在、目標になっていければと思います」

いつでも笑顔でいられる、
礼儀やマナーが身につく。
心身の成長にいいことがいっぱい。


チアリーディング協会の代表も務める羽柴さんには、チアをあまり知らない人に、そのよさを伝えていきたいという夢がある。
「人を明るい気持ちにし、勇気づけ、元気づける。
それがチアリーディングの素晴らしさですが、続けるうちにいつも笑顔でいられる、辛いときでも笑顔でいられる習慣も身についてきます。笑顔とマナー、応援する気持ち、仲間と協力する気持ちも自然と育っていく。それもチアリーディングの魅力です」





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あいネットエリア自慢

あいネットのエリア・アドバイザーからの
「えっ、ホント〜?!」情報を連載。
夜景の大パノラマに感動!ロマンチックな一本松公園。





【情報提供】
あいネット・エリアアドバイザー
田代るり
瀬名の東側に突き出た山並にある帆掛山の頂上に一本松公園がある。
その昔ここにあった名木一本松は、駿河湾を航行する船からも眺められたそうで、落雷や失火により消失し、今はその面影はないが、平成10年に、この地を旧静岡市と旧清水市が共同で公園として整備。
標高は日本平とほぼ同じの304mで、眼下には葵区、駿河区、清水区の市街地が広がり、晴れた日には富士山や駿河湾、南アルプス、遠く伊豆半島まで、360度のパノラマを楽しむことができる。トワイライトになると、一面に宝石をちりばめたような静岡市街地の幻想的な夜景が浮かびあがってくる。
絶景である。
市内には夜景の名所が数多くあるが、ここは雰囲気も抜群で、訪れる人が少ない穴場スポットだそうだ。駐車場から5分位徒歩で登るのがその理由のようだ。園内には「幸福の鐘」もあり、カップルでこの鐘を鳴らせば、幸せになるかも。
なお、駐車場から懐中電灯が必要。夏の宵、一本松公園でファンタスティックなひとときをいかが…。







静岡市街地からも近い
池釣りが楽しめるさわやか空間「鯨ヶ池」。

鯨ヶ池は賎機山の北端の凹地にある県下でも人気の管理釣り場。
静岡市街地から安倍街道を北に車で15分も走れば緑に囲まれた鯨ヶ池に出る。
ここを訪れたのは平日の早朝だったが、すでに20名近くの人々が池釣りを楽しんでいた。休日は、多くの釣人がどこともなく集まってくるらしい。ここをエリア自慢として、稲森さんが「一度は行って欲しい場所」と紹介してくれたことが納得の、とてもすがすがしい池である。
池の周辺には茶畑も広がり、釣りをしなくても水辺を散歩するだけでも心やすらぐロケーションである。池にはコイ、フナ、バスやライギョ等の淡水魚が棲息していると言う。
釣りの道具やエサがなくても、池のほとりにあるお店で調達できるし(有料)、ボートもあり、終日、家族で楽しめそう。
また、浅間神社から賎機山を縦走するハイキングコースを通って鯨ヶ池へ行くのもイイ想い出づくりになりそう。

【情報提供】
あいネット・エリアアドバイザー
稲森利満


静岡から日帰り感動体験ゾーン

南伊豆・白浜

静岡県は自然に恵まれ、四季折々にさまざまな表情を見せてくれます。
心が癒される美しい景色……そんな感動的なスポットをあいネットプレスの取材人が探し訪ね、読者の皆様に紹介いたします。
あなたの小旅行にお役立てください。
第一回は南伊豆の「白浜」。その名の通りの白い砂浜が1km以上も続き、エメラルドグリーンの海と白い砂浜の美しさはトロピカルムードにあふれ、感動的。ペンションやおしゃれな店も多く、夏リゾートの絶好のスポット。







料理長からひとこと

週末は家庭でたっぷり野菜料理を!
夏なので、冷たくてちょっと酸っぱいものが人気です。
食べやすいように、今回はライスペーパーで巻いてみました。
冷蔵庫にある食材で気軽に作ってみて下さい。





■材料(5人分)


マグロ赤身〔250g〕


冬瓜〔150g〕


アボガド〔1個〕


レタス〔1/4個〕


きゅうり〔1本〕


赤ピーマン〔1/2個〕


大葉〔5枚〕


プチトマト〔5個〕


ベビーリーフ〔1/3パック〕
(水菜でも可)


ライスペーパー〔5枚〕


ナス〔1本〕

《ドレッシング・つけ汁》


オリーブオイル


ドライトマト〔3個〕
(トマトの中身をとり、酢につけたものでも可)


バルサミコ酢大さじ〔1〕
(米酢でも可)


ワインビネガー大さじ〔1〕
(米酢でも可)


醤油小さじ〔1〕


塩・胡椒少々


レモン汁少々
※ショウガ、ミョウガ、片栗粉、めんつゆ、酢

水に戻した生春巻きの皮(ライスペーパー)は、
余計な水気をキッチンペーパー等で吸い取らせましょう。
■作り方

1.
マグロは塩、胡椒をふり、両面を軽く焼き1cm幅に切る。

2.
ナスは輪切りにし、軽く油で揚げ塩をふる。
冬瓜は皮をむいて下ゆでし、冷ましておく。

3.
細切りにしたレタス、きゅうり、大葉、赤ピーマンとアボガドを、水で戻したライスペーパーにのせる。

4.
ライスペーパーを手前側から巻き、食べやすい大きさに切る。

5.
プチトマトは中をくりぬき、ベビーリーフ等をさして飾る。

6.
ドライトマトは水(湯)で戻して刻み、ドレッシングの材料と混ぜる。

7.
皿に盛りつけ、ドレッシングをかける。

あまったナスでもう一品!



1.
ナスは皮をむき、細切りにし、湯通しして冷水に取り、水気を切って片栗粉をまぶし油で揚げる。

2.
針ショウガとミョウガをのせ、三倍酢をかける。



バイキング料理では、どうしても欲がでて全種類食べたくなってしまいますが、まず「自分の病気」のことを第一に考え、雰囲気に流されず、意思を強くして、決められたカロリー分だけを選んでいくようにしましょう。
中華料理は油を使用した料理が多いので、脂肪の摂取が過剰になりがちです。
特に注意してください。

〈注意点〉

1.
いろいろな料理を少しずつ食べると、時間が経つにつれ、食べた量が把握しずらくなるので、あらかじめ取り分けておく。
(肉・魚・卵など糖尿病交換表で、肉の大きさ、量などを単位で把握できるようにしておく。)

2.
アルコールは、血糖コントロールの大敵。ウーロン茶など
無糖のドリンクにする。


3.
主食はチャーハンや麺類よりも計算しやすい白飯を選ぶようにする。

4.
野菜の多い料理を選ぶようにする。

5.
野菜サラダのドレッシングは、ノンオイルのものを選ぶ。

6.
麺類などの汁は、全部飲んでしまうと、塩分摂取過剰になるのでなるべく残す。

7.
揚物はなるべく選ばないようにする。

8.
ケーキなどのデザートは、視界に入れず、果物を適量とる。

《指導/静岡赤十字病院 管理栄養士・大塚悟》






知りたい&お答えします




来年が厄年なのですが、「厄年」について教えてください。



厄年とは・・・
「人生のうちで、災難にあう恐れが高く、用心して身を慎むべき年」とされている風習です。これは古代中国の陰陽道の考え方からきたもので、平安時代の公家社会に取り入れられたのが始まりです。
時代や地方によって多少の違いはあるようですが、数え年で男性は25歳、42歳、61歳。女性は19歳、33歳、37歳が一般的です。特に男性の42歳は「死に」通じ、女性の33歳は「さんざん」に通じるということから、「大厄」として結婚、建築、旅行などを慎む方が良いとされています。
また、厄年の前年を「前厄」や「入り厄」、厄年を「本厄」、翌年を「後厄」や「はね厄」と呼んで忌む事が多く、厄除け祈願などをします。
厄年についての慣わしは一見迷信のようですが、42歳といえばそろそろ生活習慣病や高血圧、心臓障害などを起こしやすくなる頃といえます。女性も出産や子育てなどで体力を消耗したり、乳がんや子宮がんの発生率も高くなってくる時期とみてよいでしょう。昔の人は、そういう時期を厄年といい、健康や生活を省みて、気を引き締める機会にしていたのかも知れません。
厄除けは、厄年の前年の大晦日やその年の年頭、または節分の日に神社にお参りします。「厄払い」してもらうのもいいかもしれませんね。







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