プランナーになりたての頃、お客様からのご質問に即答できない場面がありました。その時は同行していた先輩社員のおかげで特に問題なく済みましたが、お客様の不安を払拭してあげることができずにとても悔しい思いをしたんです。

その後、「どんな質問にも答えられるようになりたい」との思いから、私は必死に勉強して知識を身につけました。でも、知識だけを詰め込んでもダメだということもわかっていました。あくまでも私の目指すべき姿は「お客様の不安を取り除いてあげられる存在」だったので、実際にお客様と話す場面を意識的にイメージするように心掛けていました。

自分の知識にもだんだんと自信がついてきたある時、プランナーとしてお手伝いをさせていただいたご遺族様から当日の流れや一般的な例について質問受けることがありました。ご遺族様は何がわからないのか？何を不安に思っているか？といったことを丁寧にヒアリングし、少しでも安心、納得していただけるよう、精一杯ご説明させていただきました。
すると、「最初は若い人が来たから心配していたけど、山田さんになら安心して任せられる。ありがとう」とのお言葉をいただけたんです。
感謝の言葉をかけてもらえたことはもちろんのこと、お客様に安心を届けられたことが何よりも嬉しかったです。この仕事のやりがいをあらためて感じることのできた瞬間でした。

私たちは「人と人のつながり」を大切にしたご葬儀を常に心掛けています。
ご遺族、ご親戚、ご友人など、式に参列いただいた全ての皆様に「いい式だった」と感じていただきたい。
プロとしての誇りと責任感を持って日々精進していきます。