ライフサポート事業の生花部門で勤続5年目を迎える。主にグループ内での葬儀で使用する生花の作製・配達を担当。現行の商品をブラッシュアップし新商品を作る企画チームとしても活躍。そのほかにも花の魅力を伝える活動を通じ地域社会との交流を行うなど、花を通じて様々な取り組みを展開中。プライベートでは3児の母。現在は時短勤務で育児と仕事の両立を図っている。
本当に花が好きで(笑)以前は個人の生花店に勤めていました。花と毎日向き合って、その美しさに飽きることはありません。店のスタッフも皆花が好きなので、新しい品種がお店に来た時には、きれいだね、可愛いね、と一緒になってときめいています(笑)
今は祭壇の部品と呼ばれる一つ一つのアレンジを作っていますが、今後はもっと大きい祭壇を作れるようになっていきたいと思っています。
あいネットグループで障害者雇用を行っている関係で、静岡北特別支援学校の生徒さんたちを就業体験で受け入れています。実習期間は10日ほど。それぞれの特性に配慮しながら一人ひとりに合わせた声掛けや気配りに努めました。初めてきた方は人見知りでも、心配りやコミュニケーションを重ねることで心を開いて、みるみる表情が明るく華やいできます。そんな様子はまるで花が咲いたよう。そんな時はやりがいを感じますね。
地域の保育園で、フラワーアレンジメントを体験できる「花育」をしています。
子どもたちは生花を触る機会が少ないので、まずはその感触に驚いたり、においをかいだりするところから始まります。子どもたちが色々と考えながら花を活けていく表情は、真剣そのもの。アレンジを作り上げていく中での豊かな表情や、作り終えたときのはじける笑顔から、私たちもたくさんの元気をもらっています。これからも、花のすばらしさを世代や年齢に関係なくたくさんの方々に届けていきたいですね。
私は葬祭の時に花を飾るのは、単なる飾りではなく、悲しみをやわらげ、故人が華やかで豊かな気持ちで旅立っていくことができるようにするためだと思っています。花はいつでも、人の心に寄り添って美しく、そして気持ちを柔らかくしてくれます。
私が仕事を通じて学んだこれらのことを、もっともっと皆さんに伝えていきたいと思っています。支援学校の就業体験や子ども園での花育を通じて、花が人の心を開き、喜びを得られることを多くの方にお伝えしていきたいと思っています。