

お客様の想いに寄り添う、
これからのサービスへ
あいネットグループは、創業以来「人と人とのつながりを大切にした心豊かな社会の実現」を経営理念に掲げてまいりました。現代社会は、デジタル化の急速な進展やライフスタイルの多様化など、大きな変革期を迎えています。このような環境下で、私たちがこれからもお客様にとってかけがえのない存在であり続けるためには、伝統や文化を大切にしながらも、変化を恐れず進化していくことが不可欠です。社会やお客様の価値観が大きく変化する現代、この理念を新たな形で実現すべく、変革を推進してまいります。
本戦略の目的は、テクノロジーで業務を代替することではありません。「DX with 生成AI」の考え方のもと、生成AIを中心としたデジタル技術で定型業務や情報管理を徹底的に効率化し、それによって生まれたリソースを、お客様との対話といった本質的な価値創造に振り向けることです。この変革を通じてお客様一人ひとりの人生に深く寄り添い、事業ビジョン2035である「お客様の”あったらいいな”をデザインし、今日より明日を笑顔にする」を実現し、経営理念に掲げる心豊かな社会の実現に貢献してまいります。
あいネットグループ
株式会社あいネットサービス
代表取締役 杉山茂之
DX推進の背景と目的
業界・顧客の変化
冠婚葬祭業界では、儀式の小規模化やオンライン化など、お客様の価値観が大きく多様化しています。一人ひとりの想いに寄り添った、よりパーソナルなサービス提供が求められています。
人手不足の深刻化
日本全体で生産年齢人口の減少が進行しており、将来的な人手不足は事業継続における重要課題です。限られた人員で質の高いサービスを提供し続けるため、生産性の飛躍的な向上が必要です。
システム間の
情報連携強化
現在、お客様の情報は事業部ごとにそれぞれのシステムで管理されており、全社での共有・活用が十分に進んでいない状況です。お客様により一貫したサービスを提供していくために、この点の改善が重要な課題となっています。
【目的 ①】
人にしかできない価値の創出
定型業務の抜本的な効率化・自動化を図る。それにより生まれた時間とリソースを、お客様一人ひとりに寄り添う、質の高いサービス提供に振り向けます。
【目的 ②】
データ活用基盤の構築
全社横断でのデータ活用を推進し、お客様を深く理解するための統合データ基盤を構築。生涯にわたる関係性を築き、新たな顧客価値を創造します。
価値創造への段階的アプローチ
業務プロセスの革新
生成AIの活用を中心に、徹底した業務効率化を推進し、人にしかできない価値を創造するための「時間」を生み出します。
「時間」の創出
データドリブン経営への変革
創出された時間と、統合・整備されたデータを活用し、データに基づいた意思決定を可能にする「知恵」を生み出します。
「知恵」の創出
新たな顧客価値の創造
その知恵をお客様一人ひとりに最適化されたパーソナライズサービスへと転換し、継続的な関係性を深化させる「新たな価値」を創造します。
「新たな価値」の創造
DX戦略の3つの柱
生成AIを起点とした業務プロセスの革新
定型業務の自動化で「時間」を創出
目標:生成AIを全社的に活用する文化を醸成し、定型業務を徹底的に効率化。創出された時間を、お客様の想いに深く寄り添う「人」にしかできない本質的な業務へシフトできる環境を創出する。
●生成AIの全社導入と各部署選抜メンバーへのリテラシー教育
●社内問い合わせ対応や会議議事録作成の自動化
●管理業務における定型業務の効率化
葬儀AIプランニングアドバイザー導入
ベテランの暗黙知をデータ化し提案力を強化
目標:商品知識のデータ化に加え、ベテラン社員が持つ「想いを引き出す対話力」を形式知化。AIが会話から故人様のエピソードを抽出し、最適なプラン提案をサポートする仕組みを実現する。
●カタログ・価格表・引継ぎ書の生成AIへの取り込み(RAG)化
●AIインタビューによるベテラン社員のノウハウ(聴く力・提案力)収集・データ化
●曖昧な要望や会話から「物語(ストーリー)」を構成するドラフトプランの自動生成
新たな顧客価値の創造
エピソード・ドリブンな顧客体験の提供
目標:DXの成果をお客様一人ひとりの人生を彩るサービスへと昇華させる。生成AIアシストにより形式にとらわれず、故人様の「人となり」が伝わる「エピソード・ドリブン」な顧客体験を提供する。
●生成AIアシストによる「エピソード・ドリブン」なプランニングやリモート相談(オンライン)環境の検証(唯一無二の葬儀プラン提案に向けて実証検証を行う)
DX推進の詳細計画
サイバーセキュリティに関する取り組み
「SECURITY ACTION」二つ星を宣言
弊社は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が創設した、情報セキュリティ対策に取組むことを自己宣言する制度「SECURITY ACTION」において、情報セキュリティ基本方針(セキュリティポリシー)を策定し、外部に公開したことを示す「★★ 二つ星」を宣言いたしました。
ガバナンス体制の構築
サイバーセキュリティに関するリスクを定期的に評価し、その結果に基づき全社的な監督と継続的な改善を行う体制を整備しています。
社内規程の整備と監査
情報システムの管理やデータの取り扱いに関する詳細な社内規程を整備し、その遵守状況について定期的な内部監査を実施しています。
従業員への教育
全従業員を対象とした情報セキュリティ教育や、標的型攻撃メール訓練などを定期的に実施し、一人ひとりの意識向上を図っています。
経営層のリーダーシップに基づく
継続的なセキュリティ強化
私たちは、経済産業省およびIPAが定める「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」を遵守し、経営層のリーダーシップのもと、全社的な情報セキュリティマネジメントを継続的に実践・改善してまいります。